アモキシシリンの危険性 Marinell Harriman 多くの皆さんにとっては、この注意文書は繰り返しになるかも知れませんが、私たち はこれに関する情報を持たない多くの新しいメンバーを迎えたためです。一部の獣医 師はウサギにアモキシシリンを使用しても安全であるとする情報を持っています。こ れと意見を異にするより多くの信頼できる情報があります。また、私たちの書庫には 書籍や専門的な書物だけでなく、個々の獣医師や飼い主たちの経験を集積した情報も あります。控えめに言っても私たちはこの国のウサギの臨床経験豊富な獣医師の大多 数に対し、この情報を認識することを求めたいと思います。(経験豊富な、と言うこ とは、週に少なくとも20頭以上のウサギを診察していることを指します)。獣医師に よって治療法も異なり、見解も異なるものですが、House Rabbit Societyが奨める獣 医師はアモキシシリンを処方はしません。 アモキシシリンの使用はウサギの臨床経験の少ない獣医師に問題点をよりわかりにく くさせます。もしそれらの獣医師が何頭かのウサギに使用して何ら副作用が認められ なければ、彼らはアモキシシリンがウサギにとって安全な薬だと考えるでしょう。 (多くの飼い主がアモキシシリンを使用する獣医師から別の獣医師に変えたことを私 たちに知らせてくれましたが、そのためそれらのアモキシシリンを処方した獣医師た ちはアモキシシリンを投与した結果ウサギが死亡したと言う例を耳にすることは無い のです)。また別の理由には、副作用が遅れて生ずることにもあります。時には治療 を終えてから10日後になってウサギが死亡する例もあります。これは時には副作用の 課程が2段階で進むことに寄ります。まず良性の腸内細菌が死滅し、病原性細菌の増 殖を招きます。この病原性細菌がある特定の種類であった場合には、これらが外毒素 を産生し、ウサギを死に至らせることもあります。 ウサギがアモキシシリンの治療によって死亡するかどうかは、治療後に腸管内に残っ た病原性細菌の量と、その系統、およびウサギ自身の細菌外毒素に対する抵抗性に依 存します。 私たちのかかっている獣医師たちは危険を犯そうとは考えません。またHouse Rabbit Societyが奨めるリストの獣医師たちも決して危険は犯しません。他の選択肢は非常 に多く存在します。アモキシシリンにのみ感受性があるとする感染についても培養を 行い、その結果を待つべきです。 ---------------------------------------------------------------------------- House Rabbit Society は非営利の保護教育活動を行う団体です。主旨に賛同し、こ こにある情報を有益なものと感じられた方は是非寄付にご協力下さい。 11/11/96 Paige K. Parsonsにより改訂 ----------------------------------------------------------------------------